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ザッハトルテ戦争に決着をつけようじゃないか

ザッハトルテ戦争に決着をつけようじゃないか

こんにちは。あさうみです。

ウィーンを訪れて、忘れちゃいけないのがカフェ巡り!

ウィーンでは社交や情報発信の場としてカフェ文化が花開きました。街には素敵なカフェがいたるところにあり、地元ウィーンっ子から観光客、老若男女を問わず賑わいを見せています。

そんなカフェ文化において欠かせないのがスイーツ。

なかでも「チョコレートの王様」の異名をもつケーキ、ザッハトルテはオーストリアを代表するケーキです。

今回は、そんなザッハトルテを巡るあま〜い争い、通称「ザッハトルテ戦争」にまつわるお話を…!

ザッハトルテ戦争とは?

はじめに、ザッハトルテ戦争について簡単にご説明を。

「ザッハトルテ戦争」とは、Cafe Sacher(カフェ・ザッハー)とDemel(デーメル)によるザッハトルテ本家を決める仁義なき闘いである!

ザッハトルテ戦争の経緯は諸説あり、かなり込み入った話になるようです。。ここでは私の解釈をなんとな〜く綴っておくので、なんとな〜く概要を掴んでいただけたらと思います(笑)

 

まず前提として、Cafe Sacherは5つ星ホテル「Hotel Sacher」内にあるカフェだということをお見知り置きを。

:Hotel Sacherの創業者ザッハー氏はDemelでケーキ職人の修業をしていた時期があり、このときにザッハトルテを考案。

:ザッハー氏のザッハトルテは当初Demelで販売されていたが、Hotel Sacher創業後はホテル内のCafe Sacherでザッハトルテを提供するようになる。

:ザッハー氏の死後、Hotel Sacherは経営難で倒産。このときにDemelが資金援助を申し出る。そこでザッハー氏の息子は資金援助の見返りとして(?)、父が遺したザッハトルテのレシピとケーキの販売権を譲渡。

:この出来事が原因でザッハトルテのオリジナル商標を巡る「ザッハトルテ戦争」が勃発。

 

まあ、こんな感じだと思います多分!

SacherとDemelの両者、なんとザッハトルテの商標を巡って7年間も裁判をしました。

そこまでする〜?って思っちゃうところですが…食べ物の恨みは深いって言いますからねハハ…(汗)

ともあれ裁判の結果、SacherとDemelの双方にザッハトルテの販売を認める判決が下りました。このときからSacherのザッハトルテは「Original Sachertorte」、Demelのザッハトルテは「Demel’s Sachertorte」として販売するようになりました(ややこしいわ)。

 

とまあ、こんな感じで長年にわたってバチバチ火花を散らしているようですが……

私は、ザッハトルテ戦争の勝敗は人それぞれだと思います。

どちらのザッハトルテも食べてみましたが…どちらが美味しいかなんて、そんなの人の好み次第。戦争なんてするもんじゃないです。みんなちがってみんないい、大事なのはラブアンドピースです。

……

……

……

……

……

とはいえ、両者のザッハトルテがどんな味で、何が違うのかは気になるところですよね……

というわけで!

私、あさうみの独断と偏見プレゼンツ「ザッハトルテ戦争」を開催したいと思います!(ラブアンドピースどこいった)

先攻「Cafe Sacher(カフェ・ザッハー)」

雪降りすぎだろというツッコミは置いといて…(汗)

Cafe Sacherは、前述のとおりHotel Sacherに併設されているカフェ。

クラシックでお上品な「THE・カフェ」という印象の内装で、日中は観光客の行列が絶えません。

そしてこれが噂のザッハトルテ!いざ参らん!(?)

 

上部のコーティングチョコは存在感のある甘みです。しかし甘すぎるということはなく、ほどよい甘さ。チョコの硬さもサクッとフォークが通るくらいでちょうどいいです。

しっとりとしたスポンジもくどい甘さはなく、内側のあんずジャムともマッチ。

添えられているホイップクリームも甘さ控えめ。ケーキの甘さをマイルドにする良い仕事をしてます!

 

総評:Cafe Sacherのザッハトルテは、ケーキの構成要素であるチョコレート、スポンジ、あんずジャム、ホイップクリームが存在を主張し合い、総動員で勝負をかけている印象!

後攻「Demel(デーメル)」

続いてはDemelへ参りましょう!

Demelは由緒正しき皇室御用達菓子店で、王宮近くに本店を構えています。

Demelはカフェ・コンディトライの店。コンディトライとはケーキ店がカフェを併設した店のことで、店先にあるショーケースからケーキを先に選び、それから席に着くというシステムをとっています。

さすがは皇室御用達店、ケーキの種類は伊達じゃない!よりどりみどりのケーキを前にウキウキワクワクが止まりませんでした(笑)

浮つく心を引っ込めて(キリッ)、大本命ザッハトルテを注文!

 

まずはコーティングチョコ、Cafe Sacherと比較するとDemelのチョコはやや大きめ。そしてなかなか主張の強い甘さです!

一方、スポンジはあっさりとした風味で、あんずジャムも控えめ。コーティングチョコとは甘さにかなりギャップがあるように思いました。

ホイップクリームも甘くはないですが、個人的には少し量が多いかなと……

 

総評:Demelのザッハトルテは、コーティングチョコの甘さが主役!スポンジなどの他要素はチョコの惹き立て役に徹している印象!

ザッハトルテ戦争の行方

Cafe SacherとDemelのザッハトルテを食べてみての感想ですが…

純粋に、両者は非常にハイレベルな闘争をしているんだなぁと思いました。

だって、どちらのザッハトルテも本当に美味しいから。

 

そのなかで、私にとって「ザッハトルテ戦争」は、ケーキのコンセプトの戦いでした。

ザッハトルテを作るうえで何に重きを置くのか、みたいなことが大事なのかなと……

そんなわけで「ザッハトルテ戦争」の勝敗は、コンセプトの観点から決めたいと思います!

 

それでは発表……

私は、素材の良さを惹き出し合っていたザッハトルテが好きでした。

よって、あさうみの独断と偏見プレゼンツ「ザッハトルテ戦争」はCafe Sacherの勝利!

 

なお、この結果はあくまで私の独断と偏見、主観によるものですので、批判反論は受け付けておりません!ご了承のほど!(笑)

 

以上をもちまして、スイーツ評論家あさうみ (仮)によるザッハトルテ戦争は終幕です。

皆さんも是非、ウィーンを訪れた際はCafe SacherとDemelで甘美な争いを体験しては…♩

なお、倹約家あさうみ(仮)よるコスパ重視ウィーン観光はこちらから!

 

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コメント

  • Comments ( 1 )
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  1. あけましておめでとうございます。

    旅先のグルメってけっこう重要ですよね。
    ヨーロッパのスイーツは濃厚で好きです。
    いつか各国のスイーツ比べとかもしてみたいです!

    おしゃれなケーキ屋に男一人で入るのは勇気がいりそうですが、笑

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