【必見】世界遺産「ナポリの歴史地区」を観光しよう!

【必見】世界遺産「ナポリの歴史地区」を観光しよう!


喧騒と混沌の街、ナポリに畏怖した滞在初日から一転、翌日は元気にナポリ市内を観光しました。というのも、観光客がよく訪れるエリアのなかで危険オーラに包まれているのはナポリ中央駅周辺(つまり私が泊まっているところ)が主であり、世界遺産に登録されているエリアは比較的…安全な雰囲気でした。

というわけで今回は、魅力溢れるナポリの観光特集です!

世界文化遺産「ナポリの歴史地区」

ナポリの歴史地区

はじめに、ナポリの歴史を簡単にご紹介。

ナポリという街は、実に多くの国に支配された歴史をもつ、言うなればモテモテの都市でした。

その起源は古代ギリシャによって建設された植民都市「ネアポリス」にさかのぼります。ナポリという名前はこの「ネアポリス」が転じたもので、その後は古代ローマ帝国や東ゴート王国、ビザンツ帝国の支配下に置かれました。

海上貿易で栄えたナポリは、8世紀以降は「ナポリ公国」として事実上独立していたものの、12世紀からはシチリア王国に統治され、その後はさらにオーストリア、スペイン、フランスなどの大国に支配されました。もうみんな大好きナポリ状態。そしてようやくナポリは1861年にイタリア王国に併合され、現在に至っています。

ナポリはさまざまな国の支配下に置かれながらも多様性を育み、独自の文化を発展させていきました。世界遺産に登録されている歴史地区では約2500年間の変遷を伺うことができます。

「ナポリの歴史地区」は、
・文化の価値観の相互交流を示す遺産
・建築様式や建築技術、科学技術の発展を示す遺産
2つの登録基準が評価され、1995年に世界文化遺産に登録されました。

と、前置きはここまで。次からはナポリの観光名所をドシドシ紹介していきます!

スパッカナポリ

古代ギリシャ時代から続く下町風情が脈々と流れるスパッカナポリは、全長3㎞の一本道を中心としたエリア。スパッカナポリとは「ナポリをまっぷたつに切る」という意味で、まさにスパッとナポリを(言いたかっただけ)西から東へ一刀両断するような道です。

スパッカナポリには多種多様なお店が軒を連ねており、ナポリでも特に活気に満ち溢れたエリアです。

スパッカナポリ名物の洗濯干し

スパッカナポリを象徴する風景といえば、建物間にロープを渡して洗濯物を干している様子。洗濯物がかかっている通りを探して、スパッカナポリの小道を散策するのも楽しいです。

サンタ・キアラ教会

サンタ・キアラ教会

サンタ・キアラ教会は、数あるナポリの観光スポットのなかでも最もオススメしたい場所です。個人的にも好きな教会ベスト3に入る教会です。

スパッカナポリの中心部に位置するサンタ・キアラ教会は、14世紀に創建されたナポリ最大のゴシック教会です。第二次世界大戦時に一度は破壊されてしまいましたが、現在は元どおりに再建されています。また、教会敷地内には古代ローマ時代の浴場跡や博物館など、女子修道院も隣接しています。

クラリスの中庭

なかでもサンタ・キアラ教会の最大の見どころは、教会裏手にある「クラリスの中庭」です。修道女の生活や田園風景などが描かれた鮮やかなマヨルカ焼の装飾が美しく、近年ではフォトジェニックな写真が撮れる場所としても話題です。

サンタ・キアラ教会の回廊
「クラリスの中庭」を囲むようにしてある回廊も必見です。淡く優しい色合いの壁面装飾に癒されます。

回廊の壁面装飾

ナサンタ・キアラ教会はナポリの喧騒に静かに佇み、まるで別世界のような麗らかな空間に私たちを誘ってくれます。ナポリを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください!

サンタ・キアラ教会(Basilica di Santa Chiara)
住所:Via Santa Chiara, 49,80134 Napoli NA
開館時間:月-土曜日 9:30〜17:30 日曜日 10:00〜14:30(最終受付は閉館時刻30分前まで)
入場料:一般6€ 30歳以下の学生・65歳以上4.5€
Webサイト:https://www.monasterodisantachiara.it

カステル・デル・オーヴォ(卵城)

カステル・デル・オーヴォ

カステル・デル・オーヴォはサンタ・ルチア地区の海岸通りから海に突き出して建てられた古城です。

その起源は古代ローマ帝国時代の軍人ルクルスが建てた豪華な別荘で、中世10世紀頃に城塞として建て替えられたといわれています。その後は王の住居、税を納める倉庫として使われました。

カステル・デル・オーヴォは卵城とも呼ばれており、これは建城時に魔術師が基礎部分に卵を埋めて「この卵が割れるときには城もナポリも滅びる」という呪文をかけたという伝説に由来しているそうです。

屋上からの景色

城の屋上からはサンタ・ルチア湾とヴェスヴィオ火山を望むことができます。風光明媚なナポリの景色を堪能し、かの有名な言葉「ナポリを見てから死ね」を感じてみてください。

カステル・デル・オーヴォ(卵城)(Castel dell’Ovo)
住所:Via Eldorado, 3, 80132 Napoli NA, Italy
開城時間:月-土曜日 8:00~日没 日・祝日 9:00~昼過ぎ(季節によっては13時頃)
入場料:無料
Webサイト:http://www.castel-dell-ovo.com

ナポリ観光はカンパニアカードがおすすめ…?

カンパニアアルテカード

ここではちょこっと耳寄りな情報をご紹介。

ナポリではカンパニアアルテカードという観光カードを利用することができます。

ナポリ市内と、カンパニア州全域に分かれ、お得なサービスを受けることができます。
カンパニア州全域共通券は3日間、7日間そして365日有効なカードがあり、各カードにより設定された無料入場の美術館・博物館数が異なります。公共交通などにも利用できるとても便利なカード。購入は公式ホームページよりオンラインで、または提携美術館・博物館で可。

カンパニアアルテカードには日数や用途に合わせて数種類のタイプがあり、私は「TUTTA LA REGIONE 3 GIORNI DAYS」というカードを購入しました。このタイプはカンパニア州全域の公共交通が乗り放題、そして提携美術館・博物館などの入場料が無料もしくは半額になるカードです。

ただ、これは私個人の感想ですが…よっぽどの美術館・博物館好きでない限りカンパニアアルテカードを利用する価値はあまりないかな…と思いました。というのも、ナポリの物価はヨーロッパでは比較的低く、カードを利用してもそれほど元は取れない、という印象が大きかったからです。

とはいえ、カンパニアアルテカードはナポリ近郊の世界遺産「ポンペイ遺跡」とも提携しているので、入場料が高い施設で利用する等、カードの使いどころを見極めていけばとても有意義なカードになると思います。詳しくは公式HPをご覧ください。

ガレリア・ボルボニカ

ガレリア・ボルボニカ

カンパニアアルテカードと提携しているガレリア・ボルボニカは、日本人にはマイナーな観光スポットですが非常に興味深い場所です。

ガレリア・ボルボニカはブルボン・トンネルとも呼ばれ、ブルボン朝のフェルディナンド2世が民衆蜂起を恐れて作った地下通路です。現在はツアーでのみ見学可能で、ナポリの街直下にある広大な地下空間を探索することができます。

ガレリア・ボルボニカ

第二次世界大戦中は軍の病院や防空壕として利用され、地下空間内には小部屋のように掘りぬいた場所がいたるところに点在しています。上の写真は戦時中に出産をする部屋として使われていたそうです。

これは余談ですが…個人的には『進撃の巨人』のウォール・シーナにある地下街ってこんな感じかな〜リヴァイが育った場所かな〜と妄想が膨らみまして…かなり興奮致しました(オタク)。

ガレリア・ボルボニカ(Galleria Borbonica)

※ツアー参加必須、受付場所・時間・料金はツアーによって異なるので要確認

Webサイト:http://www.galleriaborbonica.com

 

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