駆け足で奈良観光を終えて、次は姫路へ向かいます。
いや〜〜〜
薄々、というかひしひしと感じていましたが……
この旅、本当に忙しないな!
のんびりまったりてきと〜に途中下車とかしちゃう一人旅を思い描いていたはずなのですが……
どうしてこうなった(笑)
まあ仕方ない…なんたって超計画的一人旅を謳っているのだから。
西日本横断の旅も後半戦。
最後まで全速前進、気張っていきます!
おそるべし姫路城ブーム
というわけで、
姫路にやってきました!
駅を出て、真っ先に目に入るのは正面にそびえ建つ姫路城。
なるほど…姫路、景観設計が巧いぞ(誰)
姫路城に近づけば近づくほど、その純白さに圧倒されます。
そして近づけば近づくほど、人も多くなります。
世界文化遺産「姫路城」
姫路城は、日本で最初に登録された世界遺産の一つです。
(ちなみに最初の登録遺産は、姫路城、法隆寺、白神山地、屋久島の4件!)
最大の特徴は、なんといっても美しい白漆喰の城。その優美な佇まいから別名「白鷺城」とも呼ばれています。
姫路城は2015年3月に漆喰壁の塗り替えと屋根の葺き直しを目的とした「平成の大修理」を終了しました。
そのため近年は、よみがえった白漆喰の城を一目見ようと観光客が押し寄せています。
私も当初の予定では姫路城に行く気満々だったのですが……
あまりの人の多さに尻込みしてしまったのと、
「ゆっくり回れないから今はやめたほうがいいよ(笑)」というゲストハウスのオーナーさんの一言で、
予定を変更することにしました!
「んじゃ姫路城以外だったらどこがオススメですかね〜?」
「書写山かなぁ」
「ショシャザン?」
「寺だよ、『ラストサムライ』のロケ地n …「行きたい!!」
「夕方には閉まるから、行くなら今すぐ行ったほうがi…「行ってきます!!」
…というわけで、急遽行くことになった書写山。
正直、姫路城に気を取られすぎて書写山は完全にノーマークでした……
しかもなんと「ラストサムライ」のロケ地ときた。「ラストサムライ」といったら世界のケンワタナベとトムクルーズが共演したハリウッド映画!儚い武士道精神に心打たれすぎて、観るたび号泣しちゃうあの映画!
知らなかったなんて一生の不覚ですわ…マジで。
これはもう行くしかない!こうして私は旅が始まって以来の計画外行動に出たのであった。わくわく。
書写山園教寺に行ってみた!
書写山園教寺は天台宗別格本山、西国三十三観音霊場における二十七番札所として数えられています。
姫路の市街地からバスで30分、ロープウェイに乗ってさらに登山……
修行しに来たんか〜い!(笑)
と、何度もツッコミを入れるくらいには険しい道のりでした。
山道の随所に鎮座している仏像に見守られつつ、黙々と登っていきます。
個人的には、上の画像の仏像さまにいちばん心惹かれました。光背(仏像の後ろの装飾)の放射状にのびているツンツンがいいかんじでした。
穴場スポットということあって修行者(観光客)は本当に少なかったです。
誰もいない、孤独との闘いでした。そして足腰との闘いでした。
摩尼殿は、岩山の中腹にある舞台造りの建物です。
近づいてみると、緻密で繊細な木の組み方に感動しました。
触れずともわかる木材のなめらかな質感。いったいどれほどの時間をヤスリに費やしたのだろうか(知らんけど)。
右の建物は大講堂、園教寺の本堂で学問と修行の場として使われていました。
左側の建物は食堂、修行僧の寝食のために使用されました。
どちらも国の重要文化財に登録されています。
「ラストサムライ」で使われていた場所(推測)です。
トムクルーズが座っていた場所(推測)に私も腰を下ろして、清らかな空気感を堪能……
したかったのですが、
「そろそろ閉館しますよ〜」
なんてこった。
タイミングが悪いよおじちゃ〜ん!
なんて、嘆いている暇もなく……
閉館、それすなわちロープウェイの終便時刻が迫っているということ。
もう、とにかく走りました。
それはもう下り坂を転がるかのように。
どうやら修行はまだ終わっていなかったようです。
まとめ
以上、書写山園教寺のプチ修行をお送りしてきました。
姫路は姫路城だけにあらず。書写山園教寺という穴場スポットがあります!
観光プラス、プチ修行がしてみたい方はぜひ訪れてみてください!くれぐれも閉館時間には気をつけて!(笑)
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