西日本横断の旅、4日目。
初めての一人旅もいよいよ終盤です。
姫路から岡山に出て、岡山からは高速バスに乗り換えて約4時間……
最終目的地、島根県出雲市に到着!
すでに日暮れだったので、とりあえずは夜ごはんを食べに行くことにしました。
道すがら軽く市内散策でもしようかな〜と思っていたのですが、
あまりにも閑散。。
ここは商店街、のはず(笑)
店じまいが早いのか、もとからシャッター通りなのか……
前者であることを願います。。
そしてどういうわけか、人にも車にも遭遇しません。なんだ神隠しか……?
寂しいので散策終了(笑)
Googleマップ頼りに出雲の町を彷徨い、ようやくお目当のお蕎麦屋さんを発見しました。
周囲がこんな様子ではたしてお店はやっているのだろうか……
一抹の不安を抱えながら、おそるおそる店を覗くと……
人めっちゃいたー!
安心感がすごい。
出雲そばを食べてみた
本日の夜ごはんは、出雲そばです!
出雲そばは、蕎麦だけでなく殻の部分まで挽き込んでいるので香り高く、風味が良いことが特徴です。
そのなかでも出雲の老舗「羽根屋」の出雲そばは、皇室にも親しまれたことから「献上そば」という名称がつけられています。
私も出雲そば改め「献上そば」を頂いてみました。
格式高いといいますか…とても上品な味がしました。
「蕎麦の真髄をとくと御覧じろ!」みたいな(笑)
食レポになってない。
最終日、プロローグ。
日にちが変わりまして、
西日本横断の旅、5日目。ついに最終日です。
5日目は丸一日かけて徹底的に出雲観光をします。
このまま5日目の全容を書いていくとめちゃ長編記事になりそうなので、出雲観光の記事は三部作でお送りします!
と続いていきます。
それではまずは前編の続きを。
大正浪漫な旧大社駅に行ってみた
最終日、はじめは旧大社駅に行きました。
旧大社駅は出雲大社の門前町に位置しており、明治45(1912)年に開業しました。
大正13(1924)年に改築された和風の木造平屋建て駅舎は、高い建築評価を得て平成16(2003)年に国の重要文化財に指定されました。
高い天井や灯籠型の和風シャンデリアなどの装飾からは、大正浪漫のこだわりを感じます。
朝早かったからか旧大社駅は貸切も同然でした。
というわけで、セルフィー撮影大会を開催。
なかなかのイイ写。
ちなみにJR大社線は平成2(1990)年に廃止されてしまったので、線路に立ち入っても大丈夫(笑)
出雲は「ぜんざい」発祥の地
旧大社駅からは徒歩で出雲大社に向かいました。
参道沿いはお土産屋さんや食事処が立ち並び、活気にあふれています。
そのなかでもひときわ目を引くのは「ぜんざい」という文字。
5メートルおきに「ぜんざい」の文字を発見できるといっても過言ではない。
私も出雲を訪れるまでは知らなかったのですが……
なんと出雲は「ぜんざい」発祥の地!
その由縁は、古い文献にも記されているそうです。
旧暦の10月、出雲の地には日本全国から神様が集い「神在祭」という神事が執り行われます。
その神事にて振る舞われたのが「ぜんざい」の起源である「神在餅(じんざいもち)」。
この「神在餅(じんざいもち)」が訛って「ぜんざい」といわれるようになったそうです。
出雲ならではの「ぜんざい」ルーツが素敵ですね。
きっと味もさぞかし素敵なことでしょう(早く食べたいだけ)。
いただきます。
ほのかな甘さがクセになりそうです。
というわけでもう一回。
抹茶ぜんざい。
言わずもがな美味しい。
ぜんざいに添えられているお漬物や塩昆布も美味しい。
甘さと塩っぱさのバランスが素晴らしい。
こうした小さな心配りが和の心だなぁとしみじみ。
死ぬまでに出雲のぜんざい屋さん全てコンプリートしたいです。
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