こんにちは。あさうみです。
ピースボートで行く世界一周、2ヵ国目はシンガポール。
シンガポールはみんな大好きマーライオンをはじめ、展望プールで有名なマリーナ・ベイ・サンズ、近未来的な人工植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、異文化共存の象徴であるチャイナタウンやリトル・インディアなどなど!人気観光スポットが点在しています。
そのなかでシンガポール唯一の世界遺産は、、言ってしまえばちょっと地味(笑)
ですが、この世界遺産がなければ今日のシンガポールの発展はなかったかもしれない……地味にスゴい場所なのです!それでは早速ご紹介!
世界文化遺産「シンガポール・ボタニック・ガーデン」
シンガポール・ボタニック・ガーデン(以下ボタニックガーデン)は、イギリス植民地時代の熱帯植物園として1859年に設立されました。
ボタニックガーデンは東南アジアを中心に進められたゴムのプランテーション栽培と深い関係があり、ゴム産業の発展に大きく貢献、シンガポールの経済発展を支えました。
現在においても近代の世界最高レベルの科学機関で、植物保存と教育の重要な拠点であり続けています。
ボタニックガーデンの敷地面積は南北に細長い52ヘクタール、これは東京ディズニーランドと同じくらいの面積に相当します。植物園にはいくつもの道があり、一周するだけでも3~4時間はかかります。
シンガポールの中心地にあるボタニックガーデンは散歩やジョギング、ヨガ、ピクニックなどを行う憩いの場所として人々に親しまれています。
ボタニックガーデンの見どころ
広大なボタニックガーデンをすべて見て回るのは大変なので、ここからはオススメエリアを紹介していきたいと思います!
ナショナル・オーキッド・ガーデン
ボタニックガーデンでは、ランの交配研究が盛んに行われていました。
その研究成果を見ることができるのがナショナル・オーキッド・ガーデン。およそ60,000株のランが展示されている世界最大級のラン園です。
見たこともない色、形をしたランが咲き乱れています。
ランと私。
ランのアーチ。展示方法にも工夫が施されているように思いました。
ナショナル・オーキッド・ガーデンは入場料500円がかかりますが、払う価値アリの魅惑エリアです!
ジンジャー・ガーデン
ナショナル・ボタニック・ガーデンに隣接するジンジャー・ガーデンでは、その名の通りショウガ目の花々を見ることができます。
上の写真はショウガ目バショウ科のムセラ ラシオカルパという花。バナナの仲間らしいです(バナナってショウガに分類されるんだ……)。
蓮の花と似た形をしていることから地湧金蓮(チユウキンレン)とも呼ばれているそうです。かっこいい名前。
ボタニックガーデンでは多種多様な植物を見ることができますが、そのなかでもムセラ ラシオカルパはひときわ存在感がありました。「星が咲いてるー!」って感じで駆け寄りました。
まとめ
シンガポール・ボタニック・ガーデンは、
・技術の発展において重要な文化の価値観の相互交流を示す遺産
・建築様式や建築技術、科学技術の発展段階を示す遺産
2つの登録基準が評価され、2015年にシンガポール初の世界文化遺産として登録されました。
東南アジアの豊かな植生と都市文化が融合したシンガポール。みなさんも是非、近未来都市のエコスポットを訪れてみてください。
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