ミーソンの次は……
世界文化遺産「古都ホイアン」
ホイアンは、16世紀から19世紀にかけて国際貿易港として発展した港町です。
現在では、中部ベトナムの観光拠点として多くの観光客でにぎわっています。
ホイアンは日本ともゆかりが深く、朱印船貿易の中継地として最盛期には1,000人もの日本人が移住したといわれています。
そのためホイアンにある古い住居は、どこか京都の町屋を彷彿とさせるような、間口が狭く奥行きのあるつくりをしています。
観光スポットである「来遠橋」は、日本の職人によって建築されたといわれており、別名「日本橋」とも呼ばれています。
ランタンの町、ホイアン
また、ホイアンは夜を鮮やかに照らすランタンの町としても有名です。
昼と夜とでは全く違う景色を見ることができるのもホイアンの魅力の一つです。
色とりどりのランタンの光によって、幻想的な雰囲気に包まれます。
また、毎月旧暦の14日にはランタン祭りが催されます。
夜になると家々の電気が消され、軒下のランタンの光だけが灯されるそうです。
ホイアン観光の際は、ランタン祭りの日程もチェックしてから訪れたいですね。
夕方から夜にかけては最も観光客が増える時間帯で、町は人でごった返します。
そのため、観光客を狙ったひったくりも増えるので注意が必要です。
ちなみに上の写真に写っている小さな手漕ぎボート。
観光客向けのボートなのですが、乗船はオススメできないようです。
ガイドさんの話によるとこのボート、特に夜間はかなり危険らしいです。
ホイアンの夜景は陸から眺めるがベストだと思います。
ホイアンでの移動手段
昼間のホイアンについても少し触れたいと思います。
ホイアンでは町全体が世界遺産に登録されているため、自動車やバイクの乗り入れが禁止されている区域があります。
そのため町中では、上の写真に写っているシクロや自転車が主な移動手段となります。
シクロは一見すると人力車のようですが、そんな優雅な乗り物ではありません。
たくさんの観光客がのんびりと歩いている通りに、突然「オーオウオウオウ!」という大声が響き渡ります。
実はこれ、シクロの運転手がクラクション代わりに自分で叫んでいます。
「どけどけどけーーーい!」みたいな(笑)
すごい勢いで通りを駆け抜けていくので、周囲の人とぶつかってしまうのではないかとヒヤヒヤしました。
しかしそんなことはいざ知らず、シクロに乗っているお客さんはカメラ片手にばっちり自撮りを決めていて
これがSNS映えというやつか……
としみじみ思いました。
まとめ
なんだか、
ホイアンの町には危険がいっぱい!
みたいな内容になってしまいましたが、大丈夫です。そこまで心配はいりません。
最低限のことを気をつけていれば怖いことには遭いません。
古都ホイアンは、
・アジアとヨーロッパを結ぶ海のシルクロードの中継地として文化交流を担ったこと
・三角州という土地を利用して都市を形成した
2つの点が評価され、1999年に世界文化遺産に登録されました。
ノスタルジックな町、ホイアンで幻想的な黄昏時を満喫してみてください。
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