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  4. 渋谷のブックカフェ「森の図書室」でノスタルジーと優越感に浸る

こんにちは。あさうみです。
今回は渋谷のブックカフェ「森の図書室」の訪問記です。

本好きのための秘密基地

森の図書室は渋谷のスクランブル交差点に程近い、雑居ビルの中にある。エレベーターで8階に上がり、図書室を探してキョロキョロ。おしゃれカフェの外観を想像していたので、目の前にひっそりと佇む入口に「えっ、ここ?」と驚いた。

森の図書室の入口

木目調の扉の横には、インターホンと「森」の表札。なるほど、森の図書室は「森さんの図書室」なのか。森さんちにお邪魔する気分でインターホンを鳴らした。

森の図書室の通路 インターホンを鳴らすと店員さんが応答してくれる。「合言葉は?」と聞かれそうな雰囲気(聞かれません)

図書室に入室すると、いきなり両サイド本棚の通路に迎えられる。本好きのための秘密基地のようでウキウキワクワクが止まらない!

飲んだり、食べたり、おしゃべりができる図書室

森の図書室の内観

森の図書室のコンセプトは「飲んだり、食べたり、おしゃべりができる図書室」だ。

ある日の放課後、学校の図書室で友達とコソコソ話をして、クスクスと笑い合う。見かねた図書委員に「シーッ」と言われて肩をすくめる──そんな青春の1ページが想起される。嗚呼、輝かしき郷愁の日々よ……

あの頃は赦されなかったことが、大人になった今、森の図書室では赦されている。図書室では御法度であるはずの「飲んだり、食べたり、おしゃべりできる」状況は、甘美な優越感をもたらした。

森の図書室のメニュー

森の図書室は時間制の飲み放題システムをとっている。ソフトドリンクのみのフリードリンクプランと、数十種類のお酒を愉しめるフリーアルコールプランがある。
別料金の「本に登場する食べ物セット」にも心踊る。わたしは『ぐりとぐら』のカステラを注文してみた。

漫画とカステラとコーヒー 『銀河英雄伝説』の全巻BOXがある…だと…⁉︎

図書室を取り囲む本棚にはさまざまなジャンルの本が並んでいる。体感では小説が多めに感じたが、実用書や漫画も置いてあった。
今回は滞在時間が短かったので、2024年秋アニメで放送予定の「チ。-地球の運動について-」の原作漫画をチョイス。

フリー読書・フリーWiFi・フリー充電・ブランケットの貸出・本の貸出といったサービスも充実している。さらに図書室の会員になると限定特典も受けられるとのこと。初回利用にも関わらず、本気で入会を検討してしまった…!

森の図書室のメニュー

森の図書室は美味しいものを飲み食べしながら、一人でゆっくり過ごすのもいい。あるいは友人知人恋人と来てもいい。
夜も22:45までやっているので、夜ごはんを食べたあとフリーアルコールプランでしっぽりするのも良さそう。

森の図書室、絶対絶対また行きたい!

森の図書室
住所
東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル 8F
アクセス
渋谷駅から徒歩1分
営業時間
9:00-22:45
公式サイト
https://morinotosyoshitsu.com/

【おまけ】銀英伝はいいぞ。

森の図書室にも、威風堂々と鎮座していた長編SF小説『銀河英雄伝説』(著:田中芳樹)。
初読の感動は、どうして一生に一度しか味わえないのだろう。銀英伝をまだ読んでいない方は、人生の楽しみが残っていて羨ましい限りです。

遥かな未来、銀河に進出した人類は、二大陣営に分かれて戦っていた。皇帝と貴族が支配する銀河帝国と、帝国から脱出した共和主義の人々が建国した自由惑星同盟である。広大な航行不能宙域の間に挟まる2か所の回廊宙域でのみ結ばれた両陣営の戦争は、開戦から実に150年間が経過していた。長き膠着の果て、ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーという若き英雄が相次いで両陣営に登場することで、歴史は大きく動き始める。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

銀英伝は一度ハマると寝食を忘れて読む羽目になりますし、しばらくは銀英伝のことしか考えられない日々が続きます。ここは躊躇わずに、最初から全巻セットを買うことをおすすめします。(スーパーダイレクトマーケティング布教)

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