こんにちは。あさうみです。
今回は北海道&東日本パスで東北一周したときのモデルコースをご紹介します。
もくじ
北海道&東日本パスって?
北海道&東日本パスは、JR北海道線・JR東日本線・青い森鉄道線・IGRいわて銀河鉄道線・北越急行線の普通列車(快速含む)普通車自由席およびBRT(バス高速輸送システム)が、連続する7日間乗り降り自由になる切符です。
- 価格
- 大人:11,330円
- 小児(6~12歳未満):5,660円
- 発売場所
- JR北海道・JR東日本の主な駅(指定席券売機を含む)、みどりの窓口、提携販売センター、JR EAST Travel Service Center(JR東日本 駅たびコンシェルジュ)および主な旅行会社など
- 発売期間
- 【春季】2025年2月13日~2025年3月25日
- 利用期間
- 【春季】2025年2月22日~2025年3月31日
- 備考
- 特定特急券を別途購入すれば北海道新幹線(新青森~新函館北斗)間を利用可。そのほか奥羽本線・石勝線・室蘭本線の通過特例区間あり。詳細は公式サイトをご確認ください。
電車で東北一周する場合、青春18きっぷも候補として挙げられますが、北海道&東日本パスはJR線以外の他会社線にも乗車可能かつ1日あたりの価格が抑えられるのでお得です。
青春18きっぷと北海道&東日本パスについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
東北一周のモデルコース

ここからはわたしが6泊7日で東北一周したときのコースをご紹介します。
北海道&東日本パスは7日間有効のフリー切符のため、一日一県のペースで東北六県を周遊します。
長時間の移動とスピーディーな観光が連日続くので、そこそこハードな行程になると思います。気張っていきましょう!
※本記事に掲載している電車の時刻表は2025年3月時点のものです。
1日目:新宿〜仙台

旅は東京の新宿からスタート!東京から埼玉、栃木、福島をひたすら北上し、宮城県の仙台へ向かいます。
北海道&東日本パスでは普通・快速列車しか乗れないため、仙台までは6時間半ほどの行程です。まずは初日、腰痛との闘いを制しましょう(笑)
2日目:仙台〜松島海岸〜石巻〜盛岡

2日目は宮城県で途中下車の旅をしつつ、岩手県の盛岡へ向かいます。
日本三景として知られる松島、海産物が豊かな石巻を巡り、その後はたったの3時間半で盛岡に到着します!(1日目に6時間半の行程を経験しているので感覚がバグってきている。笑)
3日目:盛岡〜弘前

3日目は東北一周の折り返し地点、本州最北の青森県に入ります。
盛岡〜弘前間は経由駅での乗り換え時間によって所要時間が3時間半〜6時間とかなり差があります。
そのため午前中は盛岡を観光し、乗り換えロスが最も少ない12:35盛岡発のIGRいわて銀河鉄道に乗車するのがおすすめです。
4日目:弘前〜大館〜仁賀保

4日目は弘前から南下し、秋田県の大館と仁賀保を目指します。
大館で途中下車するのは、大館名物である「花善」の鶏めしを食べるため!「花善」の鶏めしは全国的にも有名な駅弁で、大館駅前にある本店で食べる鶏めしは格別です。
仁賀保を4日目の目的地にしたのは、東北一周中に一度は日本海を望みたかったからです。これといった観光地ではありませんが、ローカルな町に泊まってみるのも旅の醍醐味です。
5日目:仁賀保〜山寺〜山形

5日目は山形県に入ります。仁賀保〜山寺間は道路工事による運転見合わせの影響もあり、通過に時間を要します。
途中下車する山寺には、松尾芭蕉が俳句を詠んだことで有名な宝珠山立石寺があります。個人的には今回の旅で一番面白かった場所なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
6日目:山形〜会津若松

6日目は山形から福島県の会津若松へ向かいます。
会津若松に到着後、午後からは市内観光に出かけるのがおすすめ。会津若松には赤瓦の天守を備える鶴ヶ城や、国の重要文化財であるさざえ堂などがあります。
7日目:会津若松〜宇都宮〜新宿

最終日は会津若松から栃木県の宇都宮を経て、東京に戻ります。
最後に宇都宮で途中下車し、名物の宇都宮餃子を食べて旅を締めくくります!
まとめ
北海道&東日本パスで東北一周したときの、6泊7日のモデルコースをご紹介しました。
- 1日目:新宿〜仙台
- 2日目:仙台〜松島海岸〜石巻〜盛岡
- 3日目:盛岡〜弘前
- 4日目:弘前〜大館〜仁賀保
- 5日目:仁賀保〜山寺〜山形
- 6日目:山形〜会津若松
- 7日目:会津若松〜宇都宮〜新宿
北海道&東日本パスは東北六県の周遊旅にぴったりのフリー切符です。一日一県のペースで巡れば、7日間で東北一周することができます。
東北一周の参考になれば幸いです!