喧騒と混沌の街、ナポリ。

喧騒と混沌の街、ナポリ。

ヨーロッパ放浪の旅、6ヵ国目はイタリア。

ブダペストからLCCで一気に南下し、ナポリに降り立った。

中央ヨーロッパの底冷えの冬から逃がれるようにしてやってきたナポリは、心地のよい暖かな風が吹いていた…

なんて。

そんな穏やかな雰囲気に浸ることができたのは、ほんの一瞬だった。

空港から市内中心地へ向かう。車窓からの景色が移り変わり、やがてナポリの姿が顕になる。

嗚呼。

どうやら「カオス」という言葉は、ナポリのためにあるらしい。

きっとここは、ヨーロッパ放浪の旅はじまって以来の最難関都市だ。

ナポリの治安は「郷に入っては郷に従え」。

スパッカナポリの道

ナポリといったら治安が悪い。イタリア人でさえナポリには好き好んで行かない。日本からのツアーはバスの車窓観光のみ(サファリパークか)。

ググればググるほど、おっかなびっくりな情報ばかりでてくるナポリ。

私はナポリに5日間ほど滞在したが、結論から言って情報は、

まあ…間違ってはいないと思った。

どこにでも出没する日本人観光客も、この街では一度も見かけなかったことがそれを物語っているように思う。

ナポリ中央駅の周辺

ナポリの街は、これまでに訪れたどの街よりも荒々しく、そして殺伐としていた。

道路は車とバイクと人がしっちゃかめっちゃかのスクランブル状態。信号が機能しない交差点では警官のお姉さんが怒鳴りながら交通整理をしている。

路上ではいかつい黒人たちがあちこちにたむろし、ただならぬ視線を向けてくる(ように感じる)。大勢の露天商がシートに広げた商品の前でジッと座り込んでいる。

誰かの大声。排気ガスの匂い。散乱するゴミ。大音量のクラクション。

これまで旅してきたヨーロッパとは一線を画した街、それがナポリだった。

ナポリの人々

私は、ナポリでも特に治安が悪いとされる中央駅周辺に宿を取っていた。

というのも、この街を荷物を抱えて歩くのはめちゃくちゃ危険だからだ。「どうぞスってください」と言っているようなものらしい。駅近くの宿なら移動距離も短くなってスリに遭いづらい。はず。。

上の写真は駅周辺の様子を撮ったもの。道端でカメラを構えることも難しいので、歩きながら隠し撮りしたブレブレ写真で失礼する(ぅおい)。

ナポリのおすすめホテル紹介

駅前でバスを下車。荷物を死守し、万全の備えだ。ビビっていることを周囲に悟られないよう、颯爽とホテルまでの道を歩いた。私は強い。

宿は、薄汚い雑居ビルの高層階にあった。ビルの入り口にある、おどろおどろしい鉄格子の扉を見て、これは宿選びミスったなと思った。

扉横のインターホンを鳴らし、「中に入れてくださいポルファヴォーレ……」と懇願。するとあっさり鍵が開いた。

古いエレベーター

お金を入れないと動かないおんぼろエレベーターに乗るのを渋り、重たいバックパックを背負いなおして暗い階段を一気に駆け上がった。とにかく早く、一刻も早くたどり着きたかった。

客室の様子

宿は、外観からは想像もできないくらい綺麗で清潔で、最高だった。

無料Wi-Fi、朝食付き、水まわり良好、そしてテラスまである。

テラスからの眺め

ドミトリーはやだな…でも安い宿に泊まりたいな…という人にはぜひオススメしたい。

宿の名は。オペラ・ホーム・プリンシペ・ウンベルト。(Opera Home Principe Umberto

ナポリの夕焼け

幻想的な夕焼けを、テラスから眺めた。

人も景色も空気も、これまでに訪れたヨーロッパの街とは明らかに異なるナポリ。その“違い”に最初は怖気付いたけれど、新しい文化に出会うことができた。

郷に入っては郷に従え、ナポリ観光編へ続く…!

 

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