こんにちは。あさうみです。
今回はホイアン三大名物とフエ料理をご紹介します。
もくじ
ホイアン三大名物
ランタンの街として知られるホイアンにはホワイトローズ(White Rose)、揚げワンタン(Hoan Thanh Chien)、カオラウ(Cao Lau)という三大名物料理があります。
ホイアンは16〜19世紀に国際貿易港として発展した港街です。
朱印船貿易の交易国だった中国や日本、そして地元ベトナムの食文化が融合し、ホイアンならではのグルメが生まれました。
ホワイトローズ(White Rose)
ホワイトローズは米粉の生地に海老のすり身を入れて蒸した料理。
餃子のようなイメージで、ベトナム特産のヌクマム(魚醤)やナンプラーをつけて食べます。
薔薇の花びらのように盛り付けることから「ホワイトローズ」と称されるようになりました。
プリプリもちもち食感で、付け合わせのオニオンチップとの食感コントラストが絶妙な一品!
揚げワンタン(Hoan Thanh Chien)
揚げワンタンは豚と海老のすり身を皮で包んで揚げ、トマトソースで味付けした料理です。
ワンタンには野菜などの具材も入っていますが、何の具材を入れるかはお店によって異なるそうです。
パリサク食感がクセになる美味しさ!
カオラウ(Cao Lau)
カオラウはホイアンに移住した日本人が伊勢うどんの影響を受けて作ったといわれる麺料理。
たっぷりの野菜と共に、ベトナムでは珍しい小麦を使った麺を甘辛いタレに絡めて食べます。
ホイアン三大名物のなかではカオ・ラウが一番好きでした。やっぱり日本ルーツだからかな〜
【ホイアンで訪れたレストラン】Lê Bá Truyền Restaurant
Lê Bá Truyền Restaurantはホイアンの三大名物が食べられるレストランです。
店内は広々としており、豪華な中華風装飾が印象的でした。
メニューも豊富なのでベトナム料理初心者にはぴったりのお店だと思います。(器も素敵でした)
- 住所
- 12 Bà Triệu, Phường Cẩm Phổ, Hội An, Quảng Nam
- 営業時間
- 8:00-22:00
フエ料理
ベトナム中部にあるフエは、ベトナム最後の王朝であるグエン朝の都として栄えました。
フエでは華やかな宮廷文化や食文化が花開き、美食の街として知られています。
バインベオ(Banh Beo)
バインベオは米粉・タピオカ粉・水で混ぜ合わせた生地を、小皿で蒸し固めたシンプルな料理。
干し海老やネギを添え、ヌクマム(魚醤)を垂らして食べます。
もともとはフエ発祥の宮廷料理で、皇帝のおやつとして好まれたそうです。
つるんとした食感で何個でもいけそう!
ネムザン(Nem Ran)
ネムザンは挽き肉・キクラゲ・春雨などを包んだ揚げ春巻です。
ベトナム北部では「ネムザン」、南部では「チャーゾー」と呼ばれており、地域によって作り方や具材が異なります。
揚げ春巻は各地で食べられていますが、フエの揚げ春巻はネムザン・フエ(Nem Ran Hue)と呼ばれることもあり、名物グルメとして知られています。
ブンボーフエ(Bun Bo Hue)
ブンボーフエは最も有名なフエ料理!ベトナム全土で親しまれています。
「ブン」は太麺の米粉麺で、米やフォーと並んでベトナムの主食です。
「ボー」は牛肉を指し、つまり「ブンボーフエ」とは「フエの牛肉麺」という意味になります。
ブンボーフエには牛肉だけでなく魚介のすり身団子も入っています。
スープはあっさりしていて、香草や唐辛子を入れて辛さ調節するのが現地流!
【フエで訪れたレストラン】Club Garden Bar Thừa Thiên Huế
Club Garden Bar Thừa Thiên Huếはこだわりのフエ料理を提供するレストラン。
ガイドブックにも掲載される有名レストランTropical Garden Restaurantの系列店でもあります。
フエの宮廷文化を感じさせるような上品な盛り付け&味付けでとても美味しかったです。また行きたい!
- 住所
- 8 Võ Thị Sáu, Phú Hội, Thành phố Huế, Thừa Thiên Huế
- 営業時間
- 7:00-23:00
まとめ
美食のベトナム料理、ホイアンの三大名物とフエ料理をご紹介しました。
わたしはエスニック料理に苦手意識があったのですが、今回のベトナム旅行でその考えを改めました。
ベトナム料理、めちゃくちゃ美味しい…!
食材本来の味を活かす優しい味付けは、日本の食文化に通じるところがあるのかも。
そして肉や魚以上に野菜をモリモリ食べるので、胃もたれしないのが最高でした!