こんにちは。あさうみです。
今回は渋谷のブックカフェ「森の図書室」の訪問記です。
もくじ
本好きのための秘密基地
森の図書室は渋谷のスクランブル交差点に程近い、雑居ビルの中にある。エレベーターで8階に上がり、図書室を探してキョロキョロ。おしゃれカフェの外観を想像していたので、目の前にひっそりと佇む入口に「えっ、ここ?」と驚いた。
木目調の扉の横には、インターホンと「森」の表札。なるほど、森の図書室は「森さんの図書室」なのか。森さんちにお邪魔する気分でインターホンを鳴らした。
インターホンを鳴らすと店員さんが応答してくれる。「合言葉は?」と聞かれそうな雰囲気(聞かれません)図書室に入室すると、いきなり両サイド本棚の通路に迎えられる。本好きのための秘密基地のようでウキウキワクワクが止まらない!
飲んだり、食べたり、おしゃべりができる図書室
森の図書室のコンセプトは「飲んだり、食べたり、おしゃべりができる図書室」だ。
ある日の放課後、学校の図書室で友達とコソコソ話をして、クスクスと笑い合う。見かねた図書委員に「シーッ」と言われて肩をすくめる──そんな青春の1ページが想起される。嗚呼、輝かしき郷愁の日々よ……
あの頃は赦されなかったことが、大人になった今、森の図書室では赦されている。図書室では御法度であるはずの「飲んだり、食べたり、おしゃべりできる」状況は、甘美な優越感をもたらしてくれる。
森の図書室は時間制の飲み放題システムをとっている。ソフトドリンクのみのフリードリンクプランと、数十種類のお酒を愉しめるフリーアルコールプランがある。
別料金の「本に登場する食べ物セット」にも心踊る。わたしは『ぐりとぐら』のカステラを注文してみた。
図書室を取り囲む本棚にはさまざまなジャンルの本が並んでいる。体感では小説が多めに感じたが、実用書や漫画も置いてあった。
今回は滞在時間が短かったので、2024年秋アニメで放送予定の「チ。-地球の運動について-」の原作漫画をチョイス。
フリー読書・フリーWiFi・フリー充電・ブランケットの貸出・本の貸出といったサービスも充実している。さらに図書室の会員になると限定特典も受けられるとのこと。初回利用にも関わらず、本気で入会を検討してしまった…!
森の図書室は美味しいものを飲み食べしながら、一人でゆっくり過ごすのもいい。あるいは友人知人恋人と来てもいい。
夜も22:45までやっているので、夜ごはんを食べたあとフリーアルコールプランでしっぽりするのも良さそう。
森の図書室、絶対絶対また行きたい!
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町23-3 渋谷第一勧銀共同ビル 8F
- アクセス
- 渋谷駅から徒歩1分
- 営業時間
- 9:00-22:45
- 公式サイト
- https://morinotosyoshitsu.com/
【おまけ】銀英伝はいいぞ!!!
遥かな未来、銀河に進出した人類は、二大陣営に分かれて戦っていた。皇帝と貴族が支配する銀河帝国と、帝国から脱出した共和主義の人々が建国した自由惑星同盟である。広大な航行不能宙域の間に挟まる2か所の回廊宙域でのみ結ばれた両陣営の戦争は、開戦から実に150年間が経過していた。長き膠着の果て、ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーという若き英雄が相次いで両陣営に登場することで、歴史は大きく動き始める。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
銀英伝は一度ハマると寝食を忘れて読む羽目になりますし、しばらくは銀英伝のことしか考えられない日々が続きます。ここは躊躇わずに最初から全巻セットを買うことをおすすめします(スーパーダイレクトマーケティング布教)。