こんにちは。あさうみです。
今回は世界遺産「マカオの歴史地区」に登録されている30か所の構成資産を、3段階のおすすめ度に分けてご紹介します。
もくじ
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【おすすめ度】★★★では、マカオを訪れたらぜひ行ってほしい5か所の世界遺産をご紹介します。
なお、以下記事では【おすすめ度】★★★の世界遺産をさらに詳しく解説しています。
【マカオ】世界遺産巡りで必見!見どころランキングTOP5
媽閣廟・バラ広場
媽閣廟(マーコミュウ)は、「マカオ」という地名の由来になったとされるマカオ最古の寺院です。
媽閣廟で祀られている媽祖(アーマ)は航海の女神で、海上商人や漁師の守り神とされていました。
媽閣廟は小高い丘の麓にあり、正門と中国式鳥居、4つのお堂で構成されています。
高低差のある敷地内を登ったり降ったり、散策が楽しいスポットです。
- 住所
- Barra Square, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00
- 入場料
- 無料
- Webサイト
- https://www.wh.mo/en/site/detail/1
鄭家屋敷・リラウ広場
鄭家屋敷(マンダリンハウス)は、中国の著名な思想家・実業家・慈善家・文豪である鄭観應(テイ カンオウ)の住居です。
中国式建築の細部には、インド装飾などの異国文化の影響も感じられます。
中華風「映え写真」が撮影できる、フォトジェニックなスポットです。
- 住所
- No 10, Travessa de António da Silva, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00(最終入館:17:30)
- 定休日
- 水曜日
- 入場料
- 無料
- Webサイト
- https://www.wh.mo/mandarinhouse/en/
セナド広場・市政署(レアル・セナド・ビル)・仁慈堂大楼
セナド広場は、マカオの中心ともいえる有名な広場です。
広場の周辺には数多くの飲食店や土産物店があり、昼夜問わず観光客で賑わっています。
「カルサーダス」と呼ばれるユニークな石畳と、パステルカラーの西洋建築に囲まれたセナド広場は、ポルトガル統治時代の栄華を今に伝えています。
- 住所
- Senado Square, Macau
聖ポール天主堂跡・イエズス会記念広場
聖ポール天主堂跡は、マカオで最も有名な世界遺産であり、街のランドマークです。
現在、聖ポール天主堂跡と呼ばれているファサード(前壁)は、聖ポール学院教会の一部でした。
聖ポール学院教会はイエズス会によって1602年から1640年にかけて建設されましたが、1853年の大火で消失してしまいました。
ファサードのみとなってしまった聖ポール天主堂跡ですが、消失前を想起させる威風堂々とした佇まいは今なお健在。必見のスポットです。
- 住所
- 地下B座, Edificio Cheong Van, 46號 R. da Tercena, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00(最終入館:17:30)
- 入場料
- 無料
モンテの砦
モンテの砦は、マカオの街を見晴らす絶好のパノラマポイント。
マカオ半島の中央に位置し、全方角を見渡せる砦は、16世紀よりマカオ防衛の要所となりました。
「大砲台」や「聖パウロの砲台」とも呼ばれており、32門の大砲・貯水池・火薬貯蔵庫・武器貯蔵庫・兵舎などを備えていました。敷地内にはマカオ博物館も建設され、近隣の聖ポール天主堂跡とあわせてマカオ観光のハイライトとなっています。
- 住所
- 22 Calcada das Verdades, Macau
- 営業時間
- 7:00-19:00
- 料金
- 無料
- 住所
- 112 Praceta do Museu de Macau, Macau
- 営業時間
- マカオ博物館:10:00-18:00(最終入館:17:30)
- 定休日
- 月曜日
- 料金
- 大人:15MOP
- 学生:8MOP(証明カード必須)
- 12歳以下・65歳以上:無料
- Webサイト
- https://www.macaumuseum.gov.mo/en
- 備考
- 毎週火曜日・毎月15日は入場無料
【おすすめ度】★★
【おすすめ度】★★では、時間に余裕がある場合に見学してほしい世界遺産をご紹介します。
聖ローレンス教会
聖ローレンス教会は、16世紀半ばにイエズス会によって建てられたマカオで最も古い教会の一つです。
かつては海に面した場所にあり、順風順水を祈ったことから「風順堂」とも呼ばれていました。
ステンドグラスが綺麗な教会で、個人的にはマカオで一番好きな教会です。
- 住所
- R. de São Lourenço, Macau
- 営業時間
- 月-金曜日:7:00-18:00
- 土・日曜日:7:00-21:00
- 料金
- 無料
聖ヨセフ修道院及び聖堂
聖ヨセフ修道院は、中国や日本など近隣諸国への宣教の際に、活動拠点となった場所です。
修道院は現在非公開となっているので、外観のみの見学となります。
聖堂には、日本にキリスト教を伝道したフランシスコ・ザビエルの前腕骨が納められています。
ドーム型天井とパイプオルガンが印象的な聖堂でした。
- 住所
- R. do Seminario, Macau
- 営業時間
- 10:00-17:00
- 定休日
- 水曜日
- 料金
- 無料
- 備考
- 修道院は非公開
ドン・ペドロ5世劇場
ドン・ペドロ5世劇場は、1860年に建てられた中国初の西洋式劇場です。
劇場の名称はポルトガル国王のドン・ペドロ5世に由来します。
座席は約300席あり、現在も催事や祝賀会の会場として利用されています。
普段は無料開放されており、2階のバルコニー席なども見学可能です。
- 住所
- Largo de Santo Agostinho, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00
- 定休日
- 火曜日
- 料金
- 無料
- Webサイト
- https://www.wh.mo/theatre/en/
ロバート・ホー・トン図書館
ロバート・ホー・トン図書館は、香港の事業家であるロバート・ホー・トンが別荘として使用していた建物です。
彼の死後、遺言に従ってマカオ政府に寄贈され、図書館として改築されました。
- 住所
- 3 Largo de Santo Agostinho, Macau
- 営業時間
- 月曜日:14:00-20:00
- 火-日曜日:8:00-20:00
- 定休日
- 祝日
- 料金
- 無料
聖ドミニコ教会・聖ドミニコ広場
聖ドミニコ教会は、メキシコからやってきた3人のドミニコ会スペイン人修道士によって建てられた教会です。
セナド広場の近くにあるため、常に観光客で混雑しています。
- 住所
- Largo de São Domingos, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00
- 定休日
- 水曜日
- 入場料
- 無料
ギア要塞(ギア教会とギア灯台を含む)
ギア要塞は、マカオ半島で最も標高の高いギア丘の頂上にあります。
要塞内のギア教会には西洋と東洋のモチーフがあしらわれたフレスコ画があり、マカオならではの多文化融合を表しています。
ギア要塞はマカオ半島を一望できる絶好のパノラマポイントですが、観光の中心地から離れている&頂上までそこそこ登る必要があります。
そのため個人的にはモンテの砦のパノラマビューで十分かな〜と思いました。
- 住所
- 5GWX+JRP, Guia Lighthouse, Macau
- 営業時間
- ギア要塞:9:00-18:00(最終入館:17:30)
- ギア教会:10:00-17:00
- 入場料
- 無料
- 備考
- ギア教会は撮影禁止
- ギア灯台は非公開
大堂(カテドラル)・大堂(カテドラル)広場
大堂(カテドラル)は、東アジア地域を管轄する司教座を持つ教会です。
非常に位の高い教会なのですが…まさかの「世界遺産巡り忘れ」という痛恨のミスにより、写真がありません!ごめんなさい!
- 住所
- 1 Largo da Se, Macau
- 営業時間
- 7:30-20:00
- 入場料
- 無料
盧家屋敷
盧家屋敷は、マカオで財を成した中国人貿易商・盧華詔(ロウ・ワシオ)の邸宅です。
伝統的な中国式住居であり、センスの良い建築装飾が随所にあしらわれています。
ちなみにこちらも「世界遺産巡り忘れ」により、写真がありません…!ごめんなさい!
- 住所
- 7 Tv. da Se, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00(最終入館:17:30)
- 定休日
- 月曜日
- 入場料
- 無料
- Webサイト
- https://www.wh.mo/LouKau/en/
【おすすめ度】★
【おすすめ度】★は、見応えはそこまでありませんが、★★★や★★で紹介した世界遺産の近隣にあり、立ち寄りやすい世界遺産です。
港務局
港務局は、かつて「ムーア人の兵舎」と呼ばれており、マカオの警察強化のためにインドから派遣された警察隊の宿泊施設でした。
現在は海事水務局として使用されており、ベランダのみ見学可能です。
- 住所
- 1 Calçada da Barra, Macau
- 営業時間
- ベランダのみ:9:00-18:00
- 入場料
- 無料
- 備考
- 改修工事中のため一時休館(2024年5月現在)
聖オーガスティン教会・聖オーガスティン広場
聖オーガスティン教会は、スペインの聖オーガスティン修道会によって建てられた教会です。
マカオで最も有名なキリスト教の伝統行事「受難のイエス像の行進」を行う教会として知られています。
- 住所
- 2 Largo de Santo Agostinho, Macau
- 営業時間
- 10:00-18:00
- 入場料
- 無料
三街會館(関帝廟)
三街會館(関帝廟)は、マカオの商工会議所として機能していた場所です。
三街會館という名称は営地大街・関前街・草街という三つの通りに面していることに由来し、さらに関羽や招財益(財星君)が祀られていたことから関帝廟とも呼ばれています。
三街會館(関帝廟)はセナド広場のすぐ近くにあるので、気軽に立ち寄ることができます。
- 住所
- 10號 R. Sul do Mercado de São Domingos, Macau
- 営業時間
- 9:00-18:00
- 入場料
- 無料
ナーチャ廟・旧城壁
ナーチャ廟は、マカオの民間信仰で有名な神童ナーチャを奉るために建てられた小さな廟です。
ナーチャはマカオで疫病が流行したときに、一人のマカオ人の夢に現れて疫病の治療法を伝えたといわれています。
マカオの住民たちは疫病を鎮めたナーチャに感謝の意を表してナーチャ廟を建立しました。
ナーチャ廟・旧城壁は聖ポール天主堂跡の裏手に隣接しています。
- 住所
- 5GXR+37J, Macau
- 営業時間
- ナーチャ廟:8:00-17:00
- ナーチャ資料展示室:10:00-18:00(最終入館:17:30)
- 定休日
- ナーチャ資料展示室:水曜日
- 入場料
- 無料
聖アントニオ教会
聖アントニオ教会は、マカオで最も古い教会の一つであり、イエズス会修道士が最初に拠点を築いた場所です。
ポルトガル統治時代はポルトガル人の婚礼場所として人気があり、「花王堂」とも呼ばれていました。
- 住所
- Largo de Santo Antonio, Macau
- 営業時間
- 9:00-18:00
- 入場料
- 無料
カーザ庭園・プロテスタント墓地・カモンエス広場
カーザ庭園とプロテスタント墓地は、市民の憩いの場となっているカモンエス広場に面しています。
カーザ庭園は、ポルトガルの豪商であるマヌエル・ペレイラの邸宅でしたが、現在は東方基金会という財団の事務所として利用されています。
カーザ庭園に隣接するプロテスタント墓地は、マカオで最初に建てられたプロテスタントの墓地となりました。
- 住所
- Beside Camões Square, Macau
- 営業時間
- カーザ庭園:10:00-19:00
- プロテスタント墓地:8:30-17:30
- 定休日
- カーザ庭園:月曜日
- 入場料
- 無料
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- 参考資料
- マカオ政府観光局 公式サイト