【世界遺産】アユタヤ遺跡の魅力｜バンコク発日本語ガイド付きツアーに参加してみた

こんにちは。あさうみです。
今回はタイの世界遺産「アユタヤ遺跡」の概要と、ツアー観光の魅力をご紹介します。

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タイの首都バンコクから北へ約80kmに位置するアユタヤは、14世紀半ばに開かれたアユタヤ王朝の都です。
アユタヤは「平和の都」を意味し、約400年にわたって繁栄しました。

アユタヤ王朝は15世紀にクメール人のアンコール朝を滅ぼし、近隣のスコータイを併合すると、インドシナ半島の中部まで勢力を拡大します。

最盛期を迎えた17世紀にはヨーロッパやアジア諸国と活発な交易を行い、世界中から商人や宣教師・冒険家・傭兵などが集まりました。
運河が発達したアユタヤは「東洋のベニス」と称され、たくさんの船が行き交いました。

日本も朱印船貿易の相手国として交流があり、アユタヤの日本人街には当時1500人以上が居住していたそうです。

しかしその後アユタヤ王朝は1767年のビルマ（現在のミャンマー）軍の侵攻によって滅亡してしまいます。
王宮や寺院は徹底的に破壊され、栄華を誇ったアユタヤは廃墟となりました。

戦禍の爪痕は現在も色濃く、アユタヤ遺跡では頭部が切り落とされた仏像が無数に残されています。

アユタヤは400年続いた王朝・国際都市の栄枯盛衰を示す遺跡として、1991年に世界文化遺産に登録されました。

KKdayのアユタヤ遺跡ツアー

アユタヤ遺跡の観光は、個人観光とツアー観光の2パターンがあります。

個人観光の場合はバンコク-アユタヤ間の交通手段の確保・アユタヤでのトゥクトゥク手配・各遺跡でのチケット購入などなど…全ての手配を自力で行う必要があります。
またタイは年間を通して暑いため、日陰の少ないアユタヤ遺跡を観光するのは想像以上に体力が消耗します。

わたしも普段は個人観光派ですが、今回はKKdayのアユタヤ遺跡ツアーに参加しました。
主要な遺跡を効率よく＆快適に巡ることができたので、とても満足しています！

KKdayのツアーに参加するメリット

・宿泊先ホテルへの無料送迎サービスあり

・アユタヤ遺跡を知り尽くした日本語ガイドが帯同してくれる

・冷房の効いた車で移動＆休憩できる

・フリーウォーター＆昼食付き

・解散場所はサイアムでバンコク観光に便利

KKdayのアユタヤ遺跡ツアーは朝早くに出発します。
バンコク中心部に宿泊している場合は、宿泊先のホテルまで迎えに来てもらえるので安心です。

ツアーには日本語が堪能な現地ガイドさんが帯同し、アユタヤの歴史や遺跡の解説を聴くことができます。
遺跡をただ見て回るだけでなく、そのバックグラウンドも学べるのはガイドツアーならではの体験です。

またツアーは常に団体行動をするわけではなく、遺跡ごとに自由時間も設けられています。
時間配分や段取りもばっちりで、快適な遺跡観光となりました。

遺跡観光が終わると、バンコクに戻る前に地元の食堂で昼食を取ります。
上の写真は屋外席の様子ですが、ツアー客は冷房の効いた室内で食べられるのでご安心を。

昼食のメニューはガパオライスやパッタイなど、数種類のタイ料理から好きなものを選べます。
近くの屋台でヤシの実ジュースを買うこともできるようです。

バンコクには16時頃戻ってきます。
ツアーの解散場所はバンコク最大級の人気ショッピングセンター「MBKセンター」なので、引き続きバンコク観光を楽しめます。

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アユタヤ遺跡の見どころ5選

ここからはKKdayのアユタヤ遺跡ツアーで実際に訪れた見どころ（4大遺跡＋1寺院）をご紹介します。

アユタヤの寺院遺跡はチャオプラヤー川周辺に点在しています。
寺院はタイ語で「ワット」といい、「ワット・〇〇」という形で寺院の名称を表します。

ワット・プラシーサンペット

ワット・プラシーサンペットは世界遺産に登録されているアユタヤ遺跡で最も重要な寺院とされています。
もともとはアユタヤ王宮内にあり、宮中行事が執り行われていました。

最大の見どころはプラ・プラーン様式という砲弾状の仏塔です。
建ち並ぶ三つ仏塔には三人の王の遺骨が納められています。

ウィハーン・プラモンコンボピット

ウィハーン・プラモンコンボピットは前述のワット・プラシーサンペットに隣接した寺院です。

アユタヤ中心部で最も参拝者が多い寺院で、堂内には高さ17mのブロンズ仏像が安置されています。これは東大寺の大仏よりも大きいスケールだとか…！

一度はビルマ軍によって破壊されましたが、1955年に修復されました。
その際、仏像の体内からは何百体もの小さな仏像が発見されています。

堂内にはこうした仏像や戦禍の記録なども展示されており、歴史を学べる場所となっています。

ワット・マハタート

ワット・マハタートはブッダの遺骨を納めるために建立したとされる13世紀の寺院です。
かつては黄金に輝いていた寺院も、ビルマ軍の破壊行為により廃墟となりました。

現在では菩提樹の根に埋もれた仏頭や首のない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台を残すのみとなっています。

ワット・チャイワッタナラーム

ワット・チャイワッタナラームはアユタヤ王朝第24代国王プラサート・トーンが亡くなった母を偲んで建立した寺院です。

カンボジアのアンコール・ワットに似た建築様式であることから、カンボジアとの戦争に勝利を収めたことを記念して建立されたという説もあります。

チャオプラヤー川のリバークルーズからも眺めることができ、アユタヤ遺跡で最も美しい寺院といわれています。

ワット・ロカヤスタ

ワット・ロカヤスタには80歳で入滅したブッダの姿を表した寝釈迦仏があります。

全長28m・高さ5mの巨大な寝釈迦仏は草原に悠々と寝そべっています。
アルカイックスマイルを見ているとなんだか穏やかな気持ちになりますね。

寝釈迦仏の手前にある小さな寝釈迦仏には金箔が貼られており、願掛けスポットとしても人気です。

まとめ

世界遺産「アユタヤ遺跡」の概要と、アユタヤ遺跡ツアーの魅力をご紹介しました。

KKdayのツアーに参加するメリット

・宿泊先ホテルへの無料送迎サービスあり

・アユタヤ遺跡を知り尽くした日本語ガイドが帯同してくれる

・冷房の効いた車で移動＆休憩できる

・フリーウォーター＆昼食付き

・解散場所はサイアムでバンコク観光に便利

アユタヤ遺跡ツアーでは、主要な遺跡を巡りながらアユタヤの歴史や文化を学ぶことができます。
コスパ・タイパ面でも優れており、心から参加してよかったと思えるツアーでした！

「アユタヤ遺跡、どうやって巡ろうかな…」とお悩みの方は、ぜひツアー参加を検討してみてください。

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参考文献

世界遺産検定事務局「すべてがわかる世界遺産大事典 – 世界遺産検定1級公式テキスト」, 株式会社マイナビ出版, 2016年

TRANSIT編集部「TRANSIT Travel Gide Thailand」, ユーフォリアファクトリー, 2023年

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